・通信教育と中島先生の講義について
中島先生は3月21日の朝、脳梗塞で倒れ、左半身不随で入院しており、いまはリハビリ中です。中島先生の一部の講義は、体調の経過を見ながら、可能であれば7月より再開いたします(講義は1時間で終え、受講料は別会計で、一律1500円にする予定です)。
また、中島先生もメールの閲覧が可能になりましたが、入塾や受講方法等に関して何か分からないことがありましたら、事務局(tetsugakujuku@gmail.com)までご連絡ください。
・ドイツ語初級
9月からドイツ語初級の講義を開始します。いずれも、哲学書)カント、ニーチェ、スピノザなどの古典)を読めるようになることを主目的にします。10人程度の参加希望者が集まった時点で開講します。回数は15〜17回(約2カ月間)を予定しています。受講料は(HP記載とは別に)1回2500円、ただし、理由のいかんを問わず、受講した分だけ払えば結構です。哲学塾に入っていない人は、入塾料を4000円お払いください。
・Os「分析哲学入門」の講義内容について
分析哲学について、毎回テーマを1つ選んで解説します。言語哲学、科学哲学、因果論、認識論、感情の哲学、幸福の哲学、人生の意味の哲学、メタ倫理学、倫理学理論などからテーマを選ぶ予定です。ときに大陸哲学との歴史的・概念的関係を踏まえながら、「分析哲学とは何か」を問いかけ、考えていきます。1回ごとに完結の予定ですので、途中から参加できます(ただし、ある程度高度な話題も含む可能性があります)。テキストなどは特に用いず、こちらで作成した資料を配布します。
・古川先生(Rn)の講義の再開について
「Rn.『臨済録』を読む」は、5月より講義を再開いたします。奮ってご参加ください。
・講義日程の変更について
M 4/22(土)③18:00〜→4/23(日)③18:00〜
L2 4/23(日)③18:00〜→4/22(土)③18:00〜
・オンライン講義の受講料
(入塾料)
4000円です。一度支払えば、哲学塾が存続する限り有効です
(月単位)
1コマ〜 5コマ 1コマあたり 2500円
6コマ〜10コマ 1コマあたり 2000円(ただし6コマ以上の分のみ)
11コマ〜 1コマあたり 1500円(ただし11コマ以上の分のみ)
※受講料のお振込みについて
①月ごとに受講を決めて、それに見合う受講料を毎月5日までに(途中からの聴講の場合はなるべく早く)振り込んでください。
②振り込むさいに、受講科目とその合計額をお知らせください。
③いかなる理由でも、受講を希望しながら受講しなかった場合は、無料です。翌月に充当してくだい。
・通信教育の受講料
1回1500円です。
・講義時間の短縮について
2023年4月から講義時間を以下のように変更します。最近の物価上昇にあたり、(受講料の値上げは避けたいので)受講料は据え置き、講義時間を現行の110分から100分へ10分ほど短縮します。
①14時〜15時40分
②16時〜17時40分
③18時〜19時40分
④20時〜21時40分
・キルケゴールに関する新刊のお知らせ
通信教育をもとにしたキルケゴールに関する新刊(2冊)が出ました。哲学塾の塾生は、それぞれ2500円+消費税のところ、2000円に割引きしますので、購入された場合、知らせてくれれば、受講料から800円を差し引きます。
・オンラインパーティについて
4月1日(土)④午後8時オンラインパーティにつきましては中島先生の復帰を待って行いたいとのため、延期いたします。
・塾生の発表のお知らせ
4月2日(日)16時〜17時40分、Hiの時間予定していた板垣征士郎君の発表ですが、中島先生の復帰を待って行いたいとのため、延期し、通常の講義とします。
・新設講義のおしらせ
2023年4月から、これまで哲学に触れてこなかったまったくの初心者もとりやすい、以下の3科目を新設します。
・哲学の諸問題(Q) 担当:中島
「 哲学は何を問題にしているのか? 」という哲学にとって最も基本的な問いを掘り下げて考えてみます。とくに哲学の初心者に薦めます。テキストとして「哲学の教科書」(講談社学術文庫)を各自用意してください。
・カントの読み方(Ka) 担当:中島
最も難解な哲学書とも言われるカントの「純粋理性批判」を通じて「超越論的観念論」ないし「超越論的自我」とは何かを探求します。テキストとして「カントの読み方」(ちくま新書)を各自用意してください。カント哲学についてまったくの初心者に勧めます。
・ニーチェ入門(N) 担当:中島
ニーチェの基本著作を順に読んでいきます。さしあたり「善悪の彼岸」を取り上げます。とくに哲学の初心者にお勧めします。講義ではちくま学芸文庫版を使いますが、どの翻訳でも構いません。ドイツ語履修者はドイツ語のテキストも準備してください。
・Fr2の受講料について
かねてから今年の4月以降、1コマ1000から1500円への値上げが決まっておりましたが、状況が混乱していたことから値段を据え置いておりました。そろそろ運営も落ち着いてきましたので、6月以降は1コマ1500円に改めたいと思います。
大変恐縮ですが、ご理解いただけるようお願いいたします
・フランス語初級(Fr1)について
4月に開講予定だったFr1(フランス語初級)ですが、一旦開講取りやめとしましたが、再度受講者を募りたいと思います。全くの初学者の方を対象としますが、初級文法を学び直したい既習者の方も歓迎します。テキストは、『シェリーとフランス語 仏検5級・4級・3級対応フランス語文法』(三修社)をご用意下さい。Amazonから購入できます。
※ 10人受講者が集まって時点で開講とします。
・オンライン講義に関する問い合わせについて
オンライン講義に関する問い合わせは、すべてこちら(tetsugakujuku@gmail.com)にお願いします。また、中島先生のアドレスをご存じの方は任意でCCをつけてください。受講料その他の事務的なことに関しては塾長の中島義道にご相談ください。講義の具体的な内容や進度に関しては、各講義の担当者にお問い合わせください。
・メールを使った通信教育について
長く「講義テキスト」を作成してきた経験から、講義テキストをさらに詳細にしたものをメールで配信します。
バックナンバーを希望の方はご連絡ください。
● 配信予定
※3/23以降は当面休止いたします。
Bは90回を越えましたが、まだ5分の1くらいなので、少しペースをあげようと思います。
3月 7日(火) B102(カント「純粋理性批判」平凡社ライブラリー)
10日(金) K77(キルケゴール『死にいたる病』ちくま学芸文庫)
14日(火) B103
24日(金) K78
28日(火) B104
4月 4日(火) B105(カント「純粋理性批判」平凡社ライブラリー)
7日(金) K79(キルケゴール『死にいたる病』ちくま学芸文庫)
18日(火) B106
21日(金) K80
25日(火) B107
・2023年5月のオンライン講義
- ①14:00〜15:40
- ②16:00〜17:40
- ③18:00〜19:40
- ④20:00〜21:40
- 6日(土)
- (Fr2)
- L2
- R
- 7日(日)
- Rn
- Hi
- Hd
- 13日(土)
- Fk
- Gr1
- W
- 14日(日)
- Gr2
- Os
- 20日(土)
- (Fr2)
- L2
- M
- R
- 21日(日)
- Lp
- 26日(金)
- Sh
- 27日(土)
- Fk
- Gr1
- 28日(日)
- Hi
- Gr2
・2023年6月のオンライン講義
- ①14:00〜15:40
- ②16:00〜17:40
- ③18:00〜19:40
- ④20:00〜21:40
- 3日(土)
- L2
- R
- 10日(土)
- (Fr2)
- Fk
- Gr1
- W
- 11日(日)
- Hi
- Lp
- Gr2
- Os
- 17日(土)
- M
- Hd
- R
- 18日(日)
- Rn
- 24日(土)
- (Fr2)
- Fk
- L2
- 25日(日)
- Hi
- Gr2
- Gr1
- 30日(金)
- Sh
・ダ・ヴィンチニュースのインタビュー・対談記事掲載について
"『最高の生き方』ムーギー・キム対談【第4回 中島義道】 哲学者に「自己実現」は必要ない?――幸福を求めることが不幸を招く、の真意"が掲載されましたのでご紹介します。
・MOC(Moment Of Choice)のインタビュー掲載について
『人生に"入門"がないように、哲学に入門なし』を3回に分けて掲載していますのでご紹介します。
・東洋経済オンライン「哲学塾からこんにちは」掲載について
『“戦う哲学者”はなぜ「哲学塾」を作ったか』を掲載していますのでご紹介します。そのほか様々な話題について定期連載をしております。「哲学塾からこんにちは」タイトル一覧はこちら
・フランス語でカミュを読む
哲学塾の正規科目とは別に、月に2度ほどフランス語でカミュの「異邦人」を読みます(第1部の最後あたりから)。講師は小野文良先生、受講料は1コマ1500円です。参加希望者は、フランス語原典と邦訳(何でもよい)を準備してください。
・読書会について
・「哲学塾」とは別に(笹塚教室)読書会を開いています。現在トルストイの「アンナ・カレーニナ」(岩波文庫)を読んでいます。原則的に火曜日に隔週程度、午後7時~9時。参加希望の方は、ご連絡下さい。進み具合などを教えます。参加料は月ごとに諸経費として1000円、そのほか参加ごとに1000円です。

ほとんどの哲学書は自分勝手に読んでも、じつは何もわからないものです。
哲学書を正確に読み解くには独特の技術が必要で、いい加減なわかり方ほど危険なことはありません。こういう理念のもとに、さまざまな西洋(翻訳)とわが国の定評ある哲学書を題材にして、一字一句正確に読む訓練をするのがこの塾です。
まじめに哲学を志す人なら、誰でも参加できます。

参加希望の方は、(1)正式なお名前、(2)生年、(3)住所(郵便番号も)、(4)緊急連絡先(携帯電話番号またはメールアドレス)(5)最終学歴(〇〇大学〇〇学部卒業 ただし、義務ではありません) を添え、ご希望の講義名を明記して申し込んでください。各講座とも20名程度で打ち切りますが、希望者はwaiting listに載せることもできます。直ちに、こちらから可否をお伝えします。
E-mail: nakajima@gido.ph

■講義の取り方 ( )は通信教育
(1)哲学の初心者であって、「生きること・死ぬこと」について考えたい人にはA、Hd、M、Z、(K)を勧めます。
(2)カントを徹底的に学びたい人には、B1、B2、(B)、(U)を勧めます。
(3)倫理学に興味のある人には M、Fkを勧めます。
(4)分析哲学・科学論を学びたい人には、W、Shを勧めます。
(5)現象学を広い視野で学びたい人には、Ph、Hd、Sを勧めます。
(6)広く哲学史を学びたい人には、M、Phを進めます。
(7)語学は、B1、B2、D1、F2、G r1、G r2、H2、R2を開講しています。
■難易度 ただし語学はのぞく、( )は通信教育
1〔誰にもすぐにわかる程度①〕 : A、M、Fk
2〔誰にもすぐにわかる程度②〕 : Hd、(U)、(K)
3〔哲学科の学部学生が理解できる程度①〕 : W、Z
4〔哲学科の学部学生が理解できる程度②〕 : (B)、H i、Ph
5〔かなりの専門知識と思考力が必要〕 : (H)、S
B.カント「純粋理性批判」平凡社ライブラリー(メールでの通信教育)
担当:中島義道先生
講師:中島義道先生
「純粋理性批判」の「方法論」を読んでいます。原文と平凡社ライブラリーの翻訳を準備してください。
講師:中島義道先生
「同一性と差異性」をゆっくり読んでいきます。参加者には、原文、翻訳ともにコピーを送付します。
講師:福田肇先生
20世紀のフランス思想(実存主義・構造主義・ポスト構造主義)を、ラカンを中心に展望します。フランス現代思想は、ラカンを抜きにしては語れません。そのラカンの精神分析の基本概念を初心者向けに平易に解説いたします。テキストは、ラカンの初期の論文集「エクリ」(Ecrits)です。極めて難解でありながら、出版当時ベストセラーになったこの論文集に収録されている主要論文を、ていねいに解読していきます。
講師:加藤喜市先生
ギリシャ語の初級文法をはじめから丁寧に教えます。テキストは「マタイ伝」と「エピクロス(メノイケウス宛書簡)を交互に読んでいます。参加者には、原文、翻訳ともに配布しますが、岩波文庫、後者は講談社学術文庫(「ギリシア哲学者列伝(下)」)に翻訳があります。同時に、適宜「古典ギリシア語初級」(水谷智洋。岩波書店)を参照しています。参加者は、ギリシア語既習者が原則ですが、未修者も可とします。
講師:宮崎文典先生
「クリトン」をゆっくり正確に読んでいきます。ギリシャ語テキストと解説はお送りします。各自、適当な翻訳書を準備してください。
講師:檜垣良成先生
厳密な概念史をたどりながらカント哲学の基本概念を探求します。テキストはpdfで配布します。カントの『実践理性批判』の本文を実感をもって理解し(賛成するにせよ反対するにせよ)有意義な議論ができるようしたいと思っています。概念や問題を西洋哲学史を踏まえて正確に理解すると同時に、問題を自分自身の実感に落とし込めるようにします。(檜垣記
講師:串田純一先生
20世紀最高の哲学書とも言われる本書を厳密に読んでいきます。まもなく、中公クラッシクスの(III)に入ります。
講師:中島義道先生
ヘーゲルの「精神現象学」を初めから読んでいきます。本書は「純粋理性批判」と並ぶ西洋近代哲学の基本書であり、すなわち、思考が恐るべき高さと広さに至り、従って(私見では)すべての哲学書中最も難解であり、しかもその思考法は互いに対極的とすら言えます。今回は新しい試みとして、ドイツ語既習者にも未習者にも参加できる形態をとります。翻訳は、ちくま学芸文庫の熊野純彦訳を準備してください。原書もなるべく準備してもらいたいのですが(ドイツ語未習者も)、準備できない人にはコピーを配布します。
講師:中島義道先生
時間は、水曜日の④19時半〜21時半に設定します。参加希望は、原書と翻訳書をご用意ください。原書はなんでも結構です(緑のカバーのphilosophische Bibliothek版がいいけれど、最近高いでしょう)。翻訳は「岩波書店、大論理学、上(1)(2)・中・下、武市健人訳」。準備できない方にはコピーをら配布します。そのうち今回は「中」の途中からです。はじめに数回かけて全体の構成と、これまで読んできた内容の説明をします。
K.キルケゴール『死にいたる病』ちくま学芸文庫(メールでの通信教育)
担当:中島義道先生
担当:中島義道先生
最も難解な哲学書とも言われるカントの「純粋理性批判」を通じて「超越論的観念論」ないし「超越論的自我」とは何かを探求します。テキストとして「カントの読み方」(ちくま新書)を各自用意してください。カント哲学についてまったくの初心者に勧めます。
講師:樋笠勝士先生
スピノザ「エチカ」第2章。ラテン語テキスト、翻訳とも、お持ちでない方には、送付します
講師:酒井潔先生(学習院大学名誉教授、日本ライプニッツ協会会長)
ライプニッツの元は無題の短篇「モナドロジー」をフランス語原文で読みます。この著作は誰もが知る哲学史の古典ですが、しかし、見かけの簡素さとは裏腹に、その内容の半端ない難解さ・抽象性・総合性は読む者を悩ませてきました。そのため、「モナド」の概念は今日でも多くの無理解や誤解に晒されていると言っても過言ではありません。そこで、この講義では、一切の先入見や業界的定説を遮断し、原文の逐文逐語的読解を試みることによって、「モナド論的形而上学」の特徴とその射程を明らかにしたいと思います。テクストにはReclam文庫のHartmut Hechtによる仏独対訳版を用います。
講師:中島義道先生
ニーチェの基本著作を順に読んでいきます。さしあたり「善悪の彼岸」を取り上げます。とくに哲学の初心者にお勧めします。講義ではちくま学芸文庫版を使いますが、どの翻訳でも構いません。ドイツ語履修者はドイツ語のテキストも準備してください。
講師:長田怜先生(浜松医科大学准教授)
分析哲学について、毎回テーマを1つ選んで解説します。言語哲学、科学哲学、因果論、認識論、感情の哲学、幸福の哲学、人生の意味の哲学、メタ倫理学、倫理学理論などからテーマを選ぶ予定です。ときに大陸哲学との歴史的・概念的関係を踏まえながら、「分析哲学とは何か」を問いかけ、考えていきます。1回ごとに完結の予定ですので、途中から参加できます(ただし、ある程度高度な話題も含む可能性があります)。テキストなどは特に用いず、こちらで作成した資料を配布します。
担当:中島義道先生
「哲学は何を問題にしているのか?」という哲学にとって最も基本的な問いを掘り下げて考えてみます。とくに哲学の初心者に薦めます。テキストとして「哲学の教科書」(講談社学術文庫)を各自用意してください。
講師:齋須直人先生
ドストエフスキーの初期短編『白夜』の精読をします。内容:ペテルブルクに住む貧しいインテリ青年の孤独と空想の生活に、白夜の神秘に包まれたひとりの少女が姿を現わし夢のような淡い恋心が芽生え始める頃、この幻はもろくもくずれ去ってしまう。毎週担当者に当てて訳してきてもらい、授業で確認をします。適宜複数の既訳も参照しながら詳しく解説していくので、ロシア語初級文法をある程度勉強した人なら参加可能です。
講師:古川周賢老師(東京大学哲学科博士課程修了 、シェリングに関する博士論文により文学博士、大徳寺での13年の修行の後、現在 恵林寺住職)
厳しい修行体験に基づいて臨済宗最高の古典である本書をじっくり読んでいきます。
講師:中島義道先生
ちくま学芸文庫(I)の初めから読んでいます。いま「第3部 対他存在」を読んでいます。
講師:塩谷賢先生
「パース について本当のことを知りたい人のために」(勁草書房)をテキストに、塩谷賢が縦横無尽に喋ります。
講師:入江俊夫先生
「言語の限界」を一挙に確定すべく,弱冠29歳で完成させた『論理哲学論考』から,「言語ゲーム」を駆使して,反デカルト主義的な「こころの哲学」を切り拓いた後年の『哲学探究』までで,どの点が一貫しどの点が変わったのか.この問いに見通しをつけたうえで,『哲学探究』を読み解いていきます.


- 中島 義道 (Yoshimichi Nakajima Ph.D)
- 1946年生まれ。
- 1977年 - 東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了
- 1983年 - ウィーン大学哲学博士
- 電気通信大学人間コミュニケーション学科元教授。
- 著書に『哲学の教科書』『時間と自由』(講談社学術文庫)『哲学実技のすすめ』(角川ワンテーマ)『哲学の道場』(ちくま新書)『カントの時間論』『カントの自我論』(岩波現代文庫)『「死」を哲学する』(岩波双書哲学塾)『観念的生活』(文藝春秋)、その他多数。