中島 義道 主宰 哲学塾カント

哲学

中島義道


・第4回哲学発表会のお知らせ

オンラインで開講します。
 日時 :12月13日(土)③19時半~
 発表者:安間純子さん
 概要 :私」の同一性とは何か。例えば、朝目が覚めた時に、眠りにつく前の「私」と目が覚めた「私」との間にその継続性を直観できるのは何故なのか。そしてその継続性は「私」にとってどのような意味を持つものなのだろうか。本発表では、デレク・パーフィットの「理由と人格」で彼が言及する人格の同一性を手がかりに、その内容を検証していく。
(終了後、オンライン飲み会を開きます。)


・フランス語講読(Fr2)のお知らせ

フランス語初級文法が終わり、引き続き小野先生にオンライン授業「フランス語講読(Fr2)」を担当してもらいます。さしあたりカミュの「異邦人」を読みますので、参加希望者はフランス語のテキストを準備してください。翻訳は、さまざまな翻訳を参照したいので、あえて指定しません。フランス語初級文法修了者は、Fr1を受講していなくても、ご参加ください。哲学塾外部の方の受講も歓迎します。 初日は(予定表にはFr1とありますが)11月21日(土)③19時半〜21時半です。


・A哲学と人生開講のお知らせ

10月17日(土)から、オンライン講義で「A哲学と人生」を復活します。参加希望者は「死の練習」ワニ新書をご用意ください(「善人より悪いヤツはいない」角川新書は必要ありません)。


・M.アリストテレス『ニコマコス倫理学』を読む開講のお知らせ

11月から加藤喜市先生による以下の講義(M)が始まります。


・メールを使った通信教育について

塾の講義をこれからいかに続けていくことができるか、思案しておりますが、語学はオンライン授業を中心にできる科目から実施していきたいと思っております。オンラインにもさまざまありますので、非常勤の先生方にそれぞれ自分に適したやり方を選択してもらいます(先生によっては、オンライン授業は実施せず、しばらく休講という選択もありえる)。
そこで、私の講義ですが、さしあたり次のようにしたく思います。長く「講義テキスト」を作成してきた経験から、講義テキストをさらに詳細にしたものをメールで配信します。
6月から新たに受講する人へ。BはB12(6月10日)から第2版「序文」に入りますので、ここから受講することを勧めます。
(つまり通信教育)。質問も受け付け、受講者すべてに公開し、次回の講義で答えます。
(1)開講は各週の月、火、水、木、金の5日間(オンライン講義に土・日をとってあるため)
(2)私の担当している語学(B2とD2とE)はさしあたり開講しない、将来的には実施する可能性もある(原典購読のテキスト作成は難しいので)。
(3)通信教育なので、講義時間は厳密でなくてよい。その日の開講科目を、その日の午後10時ごろまでに配信する。
(4)幸い、ちょうどカントの『純粋理性批判』(B)を前回8年かけて読み終え、また最初から読むことになるので、この講義をメインにする。進み具合は講義のときに準じ、各講義とも1回にテキスト1~2ページ程度、解説は400字詰め原稿用紙で15~30枚程度。
(5)開始は4月15日(水)とする。当面の計画は以下の通りです。バックナンバーを希望の方はご連絡ください。

11月 4日(水) B29(カント「純粋理性批判」平凡社ライブラリー)
   9日(月) Ph15(フッサール『デカルト的省察』岩波文庫)
  11日(水) Z11 (ニーチェ『ツァラトゥストラ』下、ちくま学芸文庫)
  13日(金) K13(キルケゴール『死にいたる病』ちくま学芸文庫)
  16日(月) S11(サルトル『存在と無』ちくま学芸文庫)
  20日(金) H10
  23日(月) B30
  25日(水) U10
  27日(金) S12
  30日(月) K14

12月 4日(金) Ph16(フッサール『デカルト的省察』岩波文庫)
   7日(月) Z 12(ニーチェ『ツァラトゥストラ』下、ちくま学芸文庫)
  11日(金) B 31(カント「純粋理性批判」平凡社ライブラリー)
  14日(月) H 11
  18日(金) K 15(キルケゴール『死にいたる病』ちくま学芸文庫)
  21日(月) S 13(サルトル『存在と無』ちくま学芸文庫)
  23日(水) U 11
  25日(金) H 12
  30日(水) B 32

(6)受講料は、1コマ1500円(10コマを超える場合は1コマ1000円)とします。
(7)希望者は前日までに日付と科目名を書いて、メールで送ってください(例、15日(水)B1,16日(木)U、22日(水)B1,28日(火)U、全部で4コマ、8000円)。配信した時点で受講とみなし、その後のキャンセルは認めない。なお。途中からの参加も可能です。
(8)会計が煩瑣になるので、今回からは「前払い」でお願いします。講義計画をメールで知らせ、聴講料を所定の銀行口座に振り込んでください。
(9)希望者が少ない場合は、実施しません。
さしあたり以上のように計画しておりますが、メールで忌憚のないご質問・ご意見をお願いします。


・オンライン授業について

5月から、次の講義についてZOOMを通じオンライン授業をします。
関心ある人は、HPの最後のメールアドレスにお問い合わせください。
受講料は1回につき以下とします。
Fr1 1コマ 1500円
それ以外 1コマ 2000円

 Fr1.フランス語初級
  講師:小野文良先生
  テキストは『15日間 フランス文法おさらい帳』中村敦子著、白水社。

 R.ロシア語中級
  講師:齋須直人先生
  ドストエフスキー『白夜』講読、テキストは送付します、適当な日本語訳を準備してください。

 Gr1.ギリシャ語入門
  講師:加藤喜市先生(東京大学博士)
  ギリシャ語の初級文法をはじめから丁寧に教えます。
  テキストは水谷智洋「古典ギリシャ語初歩」(岩波書店)です。

 L2.ラテン語中級
  講師:樋笠勝士先生
  スピノザ「エチカ」第2章
  ラテン語テキスト、翻訳とも、お持ちでない方には、送付します

 Hi.西洋哲学史の中のカント
  講師:檜垣先生
  ※希望者が10人未満の場合は中止することがあります

 Fk.ラカンとカント
  講師:福田肇(新島学園短期大学非常勤講師)
  ※希望者が10人未満の場合は中止することがあります
  ジャック・ラカンの精神分析のパースペクティヴから、カントの厳格な道徳主義と、マルキ・ド・サドの倒錯的快楽主義の意外な、そして本質的な接点をさぐります。テキストは、Jacques Lacan, "Kant avec Sade”(ラカン『カントとサド』)、カント『実践理性批判』。なお、参加者には "Kant avec Sade”の私の試訳をさしあげます。

 Gr2.ギリシャ語中級
  講師:宮崎文典先生(埼玉大学准教授)
  ※希望者が10人未満の場合は中止することがあります
  ソクラテスの弁明」をゆっくり正確に読んでいきます。
  ギリシャ語テキストと解説はお送りします。各自、適当な翻訳書を準備してください。


※時間は講義によって異なる場合があるので念のため問い合わせください。


・11月のオンライン講義

  •  
  • ①14:30〜16:30
  • ②17:00〜19:00
  • ③19:30〜21:30
  • 1日(日)
  •  
  • L2
  • B2
  • 3日(火、祝)
  •  
  • R
  • J
  • 8日(日)
  •  
  • Gr2
  • Fr1
  • 14日(土)
  • Fk
  • D2
  • Hi
  • 15日(日)
  •  
  • Gr1
  • T*
  • 21日(土)
  •  
  • Gr2
  • Fr1
  • 22日(日)
  • B2
  • R
  •  
  • 23日(月、祝)
  •  
  • G r1
  • A
  • 27日(金)
  •  
  •  
  • Sh
  • 28日(土)
  •  
  • L2
  • Fr1
  • 29日(日)
  • Hd
  • M**
  • W


* 特別講義、ラッセルの哲学、高村夏輝先生

** アリストテレス「二コマコス倫理学」を読む 加藤喜市先生



・12月のオンライン講義

  •  
  • ①14:30〜16:30
  • ②17:00〜19:00
  • ③19:30〜21:30
  • 5日(土)
  • Fk
  • Gr1
  • R
  • 6日(日)
  • B2
  • L2
  • J
  • 12日(土)
  • W
  • Gr2
  • Na*
  • 13日(日)
  • Fr2
  • (P)**
  • 19日(土)
  • D2
  • Gr1
  • 20日(日)
  • Hi
  • L2
  • Hd
  • 26日(土)
  • W
  • Gr2
  • Sh
  • 27日(日)
  • Fr2
  • T***
  • 忘年会


* 高村先生「現代哲学の諸問題」

** 安間さん発表

*** 佐良土・中島、特別対談「徳倫理と義務倫理」



・ダ・ヴィンチニュースのインタビュー・対談記事掲載について

"『最高の生き方』ムーギー・キム対談【第4回 中島義道】 哲学者に「自己実現」は必要ない?――幸福を求めることが不幸を招く、の真意"が掲載されましたのでご紹介します。


・MOC(Moment Of Choice)のインタビュー掲載について

『人生に"入門"がないように、哲学に入門なし』を3回に分けて掲載していますのでご紹介します。


・東洋経済オンライン「哲学塾からこんにちは」掲載について

『“戦う哲学者”はなぜ「哲学塾」を作ったか』を掲載していますのでご紹介します。そのほか様々な話題について定期連載をしております。「哲学塾からこんにちは」タイトル一覧はこちら


・読書会について

・「哲学塾」とは別に(同じ教室で)読書会を開いています。現在漱石の『三四郎』を読んでいます(どの版でも構いません)。原則的に火日に隔週程度、午後7時~9時。参加希望の方は、ご連絡下さい。進み具合などを教えます。参加料は月ごとに諸経費として1000円、そのほか参加ごとに1000円です。



ほとんどの哲学書は自分勝手に読んでも、じつは何もわからないものです。

哲学書を正確に読み解くには独特の技術が必要で、いい加減なわかり方ほど危険なことはありません。こういう理念のもとに、さまざまな西洋(翻訳)とわが国の定評ある哲学書を題材にして、一字一句正確に読む訓練をするのがこの塾です。

まじめに哲学を志す人なら、誰でも参加できます。



参加希望の方は、(1)正式なお名前、(2)生年月日、(3)住所(郵便番号も)、(4)緊急連絡先(携帯電話番号またはメールアドレス)を添え、ご希望の講義名を明記して申し込んでください。各講座とも20名程度で打ち切りますが、希望者はwaiting listに載せることもできます。直ちに、こちらから可否をお伝えします。

E-mail: nakajima@gido.ph




■講義(通信教育を含む)の取り方

(1)哲学の初心者であって、「生きること・死ぬこと」について考えたい人にはA,I,Hd,M,Zを勧めます。

(2)カントを徹底的に学びたい人には、B1,KR,Uを勧めます。

(3)倫理学に興味のある人には、M、KRを勧めます。

(4)分析哲学・科学論を学びたい人には、W、Shを勧めます。

(5)現象学を広い視野で学びたい人には、Ph,Hdを勧めます。

(6)広く哲学史を学びたい人には、Me,Phを進めます。

(7)語学は、E、B、D2、F1、L2、L3、Gr1、Gr2、De、Rを開講しています。


■難易度

(1〔誰にもすぐにわかる程度〕―>2―>3〔哲学科の学部学生が理解できる程度〕―>4―>5〔かなりの専門知識と思考力が必要〕


1 ==> A、M、I

2 ==> Hd、Ph、Z

3 ==> B、K、U、Hi

4 ==> W、Sh

5 ==> H




A.哲学と人生

直ちに(狭義の)哲学に入る前に、生きることの意味、死ぬことの意味、哲学することの意味などを考えていきます。まったくの初心者を歓迎します。参加希望者は「死の練習」ワニ新書をご用意ください(「善人より悪いヤツはいない」角川新書は必要ありません)。


B2.ドイツ語で『純粋理性批判』を読む

『純粋理性批判』の「方法論」をドイツ語で丹念に読んでいきます。 翻訳は、平凡社ライブラリー版(下)を使います。


D2. ドイツ語中級

二-チェの『人間的、あまりに人間的』を読んでいきます。テキストは、ちくま学芸文庫版を使います。


Gr.ギリシャ語初級・中級

プラトンの『ソクラテスの弁明』を、文法事項を丁寧に解説しながらゆっくり読んでいきます。テキストはプリントを渡します。講師は宮崎文典先生。


Hd.ハイデガー『存在と時間』を読む

20世紀の哲学における最高の成果と評される『存在と時間』の初めからゆっくり読んでいきます。翻訳は中公クラシックスを使います。講師は串田純一先生。


Hi.西洋哲学史の中のカント

「存在」「実体」「実在性」「真理」「理性」といった西洋哲学の基本概念をおさえながら、西洋哲学史の中にカントを位置づけ、初学者にも上級者にも満足してもらえるような問題提起を試みたい。講師は筑波大学教授の檜垣良成先生。


J.カントの自我論

オンラインで開講します。カントを中心に、デカルトからフッサールまでの自我論を総覧し、あえて「語りにくいものを語る」試みをしてみる。


L2.ラテン語中級

スピノザの『エチカ』とアウグスチヌス『告白』を交互にラテン語で読んでいきます。ラテン語初級を終えた人なら誰でも参加資格があります(初級を終える前でもオブザーバーとして参加することができます)。講師は樋笠勝士先生。


M.アリストテレス『ニコマコス倫理学』を読む

この講義では,西洋倫理学の「古典」であるアリストテレスの『ニコマコス倫理学』を,みなさまと一緒に読み進めていきます.教科書としては光文社古典新訳文庫の翻訳を使いますが,他の訳や研究書・研究論文,時には古典ギリシア語の原文の解説なども交えながら,一つ一つの文章を丁寧に読んでいくつもりです.「倫理学」という学問への導入も兼ねた講義にしたいと思っていますので,そうしたご関心からの受講も歓迎いたします。


Sh.塩谷賢の哲学道場

毎回テーマを決めて、「塩谷哲学」(すなわち、塩谷賢にとって哲学とは何か)を披露してもらいます。テキストは「 パースの哲学について本当のことを知りたい人のために」(勁草書房)。


W.ウィトゲンシュタインは何をしたのか?

講師は入江俊夫先生。ウィトゲンシュタインは,20世紀のいわゆる「言語論的転回」を決定付けた哲学者として哲学の関心を言語へと向け変えたことで有名ですが,彼自身がやったことは実際どんなことだったのでしょうか?また,しばしば彼は,内面としての「こころ」を否定したと言われますが,彼が否定したものはいったい何だったのでしょうか.『探究』のウィトゲンシュタインを一種の行動主義者や共同体主義者とみなす誤解はいまだに根強く,逆にいえば,そこに独特の難しさが示されています.それは彼の個々の見解の難しさというよりは,彼の哲学を掴むことの難しさ,比喩的な言い方ですが,彼が哲学する場所とその哲学が目指す方向を理解することの難しさです.  講義では,この困難を除去すべく,ウィトゲンシュタインの哲学に対して,最初期の『論考』からの発展を辿ることを通じて迫ります.後年の『探究』の序文で彼は,自分の「新しい思想」は古い思想の照明のもとでのみ理解することができると述べています.古い思想とは,もちろん『論考』のことですが,『論考』と『探究』は見かけからしてひどく異なっているため,その「照明」がどこに存するのかを掴むことは容易なことではありません.彼の思考の遍歴を辿ることにより,何とかしてこの照明を受け取って,ウィトゲンシュタインの哲学の扉をこじ開けてみませんか.(入江記)





中島義道
  • 中島 義道 (Yoshimichi Nakajima Ph.D)
  •  
  • 1946年生まれ。
  • 1977年 - 東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了
  • 1983年 - ウィーン大学哲学博士
  •  
  • 電気通信大学人間コミュニケーション学科元教授。
  •  
  • 著書に『哲学の教科書』『時間と自由』(講談社学術文庫)『哲学実技のすすめ』(角川ワンテーマ)『哲学の道場』(ちくま新書)『カントの時間論』『カントの自我論』(岩波現代文庫)『「死」を哲学する』(岩波双書哲学塾)『観念的生活』(文藝春秋)、その他多数。



参加希望の方は、(1)生年月日、(2)住所(郵便番号も)、(3)緊急連絡先(携帯電話番号またはメールアドレス)を添え、ご希望の講義名を明記して申し込んでください。各講座とも20名程度で打ち切りますが、希望者はwaiting listに載せることもできます。直ちに、こちらから可否をお伝えします。

E-mail: nakajima@gido.ph